約 2,693,166 件
https://w.atwiki.jp/dattai/pages/2721.html
49-353 353 :1/2 [sage]:07/10/08(月) 23 40 ID 3eJwrf720 脱退理由 「一人旅に出ます」 俺は元々超ソリストで、本当に誰ともかかわらず臨時行かないギルド入らない人 物を売る時も基本的に直のみで入室はさせないように鍵つける 理由は、あんまり俺人付き合いが上手くなく仲良くなれないから そんな俺がギルド入るきっかけになったのがボーカル狩った時だった 特に意味なくボーカル探したらいたので倒し、ドロップはまぁスカだった その時ボーカル探しの人が居たみたいで俺に近づいてきて 「ボーカル見ませんでした?」 う~ん・・・聞くのは全然構わんけど、正直に答えてくれると思ってんだろうか・・・・? まぁ色々疑問には思ったが特に不都合もないし正直にたった今倒したことを教えた その時は普通にありがとう~っていって去っていった 後日、今度はエクリプスを意味なく狩ってみようと思っていってみた これはBOTも居るし狩られてるかなぁって思ってマップ入った瞬間に目標発見→殲滅 すると 「あれ?前の人だ~」 ま た お 前 か そこに偶然通りかかった?ちょっと前にボーカル探した時にあった人が現れた このときも聞かれたので正直にたった今殲滅終わったと教えると 「そっか~残念」と言い去っていった その1ヶ月後くらいだったか さすがにこれは大丈夫だろうって思ってドラゴンフライを狩りにいった すると ま た お 前 か (パート2) マップ入ったら以前あった例の人が座ってた 俺に気づいたその人「あれ~いつもの人だ~」(俺いつも探してないぞ・・・と思ったが当然突っ込まなかった) まだ沸き時間じゃないので待ち時間の間話でもしませんか~とお誘いがあった 人付き合いが苦手な俺だが、かといっていつまでもそのままでいいとは思っていなかったので、見知らぬ人というわけでもないし ちょっと話をしてみようかと思っていざ挑戦 はい、惨敗です 354 :2/2 [sage]:07/10/08(月) 23 40 ID 3eJwrf720 っていうか俺殆ど話してないでうん、ええ、そうだね等々の相槌ばかり いやーやっぱ無理かぁと思っているとさすがに相手も不振に思ったのか 「ごめん、つまんない話ばっかして迷惑だった?」と さすがにちょっと申し訳なくなったので、人付き合いが苦手で話も得意じゃないからでつまらないとかではないと説明 それで納得してくれたのか、また会話再開したが、やはり俺は特に喋らず 多分話しをするのが好きな人なんだろう、結局2時間弱ずっと座って話しを聞いていた その後何を思ったのか友達登録をされた これがきっかけだった この人とその後も何度か話しをしたり、小ボスみたいなのを探すと時々遭遇したりして 2ヶ月くらいたった後だったが自分のギルドに来ないか?と誘いを受けた ちょっと俺悩んだけど、結局人付き合いの悪さを直さないとダメだろうって思ったので 知ってる人が居るなら多少は何とかなるかと思って入ることにした で、俺は知らなかったんだが、どうもその人はGvギルドのマスターらしい 俺が連れて行かれた所も当然Gvギルドで、勿論だが俺がそんなこと知るわけもない たまり場こっちだよ~といわれるので緊張しつついってみたら・・・・・・・ ナンデコンナニヒトイルンデスカ?????って思うくらい居た(確か19人) 当然のごとく俺無言・・・・・・いやごめんもう無理入る前から脱退決定ごめんなさい なんて心の中で思っていると事前に話しが通っていたのか、特に不振がられることもなく受け入れられた そんなこんなでギルド入り Gvも参加したりでここからは目まぐるしく進んだ気がする さらにギルド入って3ヶ月後に、俺をギルドに誘ったマスターと結婚し全てが俺にとってはいい方向で進んでいたと思う だけど、結局俺は人付き合いはうまくなく、相変わらず話があんまり出来ない このままここで甘えていても成長しないと思った為、ギルド脱退して他の所に行って見ることにした またいつでも戻ってきていいからね~という暖かいお言葉を頂けた マスターには悪いことをしたと思うが、その分頑張ってみるつもりだ 前ページ次ページスレ49
https://w.atwiki.jp/sevenlives/pages/1377.html
Europass 読み:ゆーろぱす 英語:Europass 別名: 意味: EuropassとはEU内で共通のフォーマットを目的として作られた電子履歴書のこと。 履歴書を電子化することでEU内の人材の処理の効率化や流動性が促されると期待される。 Europassは、履歴書本体である「ECV」や使える言語を記入する「Europass Language Passport」や学歴や職歴、資格歴などに分かれている。 2008年07月08日 National Europass Centers?
https://w.atwiki.jp/magicman/pages/10621.html
オーパーツ 235板金 P 水/闇/自然文明 (5) クリーチャー:ゼノパーツ 5000 ■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。 ■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札を見る。その中から多色のクリーチャーを1体選んで、相手に見せてから手札に加える。その後、山札をシャッフルする。 ■タップトリガー [TT]-自分の山札を見る。その中からカードを1枚選び、手札に加える。その後、相手の手札を見る。その中からカードを1枚選んで持ち主の墓地に置く。 3色板金。 サーチ+ピーハンの組み合わせ。 攻撃的な意味での堅実な効果。着実にアドバンテージを得ます。 作者:仙人掌 フレーバーテキスト 必死にオーパーツを探した星の住人は、権力者への怒りを露わにした。そして残されたオーパーツ達と共に、同胞の奪還計画を練り始めた。 サイクル 3色の「オーパーツ」サイクル。cipで多色クリーチャーのサーチ、強烈なタップトリガーを持つ。 《オーパーツ 123板金》 《オーパーツ 124板金》 《オーパーツ 125板金》 《オーパーツ 134板金》 《オーパーツ 135板金》 《オーパーツ 145板金》 《オーパーツ 234板金》 《オーパーツ 235板金》 《オーパーツ 245板金》 《オーパーツ 345板金》 収録 DMMB-06「Bonus=Ooparts」 評価 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/busphoto/pages/882.html
写真なし 駒生営業所時代⤴︎︎ 写真なし 石橋営業所時代⤴︎ 写真なし 社2328(東武バスセントラル・所属不明)時代⤴︎ 社番 メーカー いすゞ自動車 車名 キュービック 型式 U-LV324L 車体 富士重工7E 年式 1994. ステップ ワンステップ 転入年月 20**. 改番年月 - 前所属 所属不明(東武バスセントラル)→石橋営業所→駒生営業所 前社番 社2328(所属不明・東武セントラル)→-(石橋)→-(駒生) 登録番号 宇都宮230 あ ・235 登録変更年月 **.**(元とちぎ200 か ・235) バックカメラ × ラッピング - 備考 宇都宮競輪シャトルバス専属
https://w.atwiki.jp/puyo2que/pages/478.html
[☆5]むらさき月ぷよ [☆5]むらさき月ぷよ No.235 レア度 5 レベル 1 最大Lv1 スキル なし 進化素材 コスト 50 HP 1500 1500 Lスキル なし タイプ バランス 攻撃力 476 476 進化元 攻撃 単体 回復力 86 86 進化先 編集 属性 むらさき コンビ 生息地・入手方法 進化など 備考 コメント コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/penspinorder/pages/137.html
DOPAMINE OrderList WLPS3rd JapEn3rd SpinningParty WLPS3rd 3-ソニひね⇒3-ソニひねリバ⇒3-ソニひね⇒3-パスリバ⇒3-ガンリバ⇒13-スプレッド1,5⇒4-ソニひねリバ ⇒4-ソニひね⇒4-パスリバ⇒4-ガンリバ⇒4-ソニック≫3-シメソニ⇒3-シメパスリバ⇒3-ソニひね⇒ チャージリバ23-23⇒3-パスリバ⇒4-スードウリバ⇒3-ソニひね⇒3-シメパスリバ⇒3-シメソニ≫シメパスリバ24-45 ⇒パス45-24⇒パス24-12⇒チャージリバ12-12⇒FLスクエアリバ12-23⇒コンティニュアスバクアラフォール 引用 旧JEB オーダー解析スレ JapEn3rd 4-パス⇒3-ソニひね⇒2-パス⇒ラダー12-13-24-34⇒4-ソニックリバ≫シメパス35-23⇒3-シメソニリバ⇒パスリバ24-45 ⇒4,4-コントガンリバ⇒4-ソニひね≫3-ソニひね⇒3-パスリバ⇒3-シメハフガン⇒ラダー23-24⇒ハフガン24-14⇒ シメトリカルラダーリバース14-13-12⇒2-パスリバ3-ソニひねリバ⇒3-ソニひね⇒ノーマル⇒左手34へ⇒3-ソニック⇒ チャージリバ23-23⇒3-パスリバ⇒3-ソニひね⇒2-バクリバ⇒右手34へ⇒3-ソニック⇒3-シメパスリバ⇒3-ソニひね ⇒2-ガンマン≫左手34へ⇒3,2-フルーエントパス⇒右手34へ⇒3-ソニひね⇒23222-スプレッド5,0 引用 旧JEB オーダー解析スレ pass n 34-23 twist sonic n 23-12 neo sonic n 12-t1 tipped sonic r t1-t2 tipped sonic r t2-23 sonic r 23-24 pass r 24-12 inverse sonic r 12-13 pass r 13-34 ra n ra n palm down twist sonic n 34-23 pass r 23-12 pass r 12-23 half ma n 23-12 inverse sonic r 12-13 neo sonic n 13-t1 tipped sonic r t1-t3 moonwalk tipped sonic n t3-t2 moonwalk tipped sonic n t2-t1 neo sonic r t1-12 twist sonic r 12-23 palm down twist sonic n 23-12 ta n change hand sonic n 23-12 palm down pass r 12-23 palm down twist sonic n 23-12 palm down ia n change hand sonic n 23-12 pass n 12-23 twist sonic n 23-12 neo sonic n 12-右手的23 palm down pass n 23-12 neo sonic n 12-t1 change hand palm down twist sonic n 23-12 is 1.5 n bak r bak r bak r SpinningParty ~シメハフガン45-35⇒ガンリバ35-34⇒4-パスリバ⇒4-ガンリバ⇒4-ソニック 3-シメソニ⇒3-パスリバ⇒3-シメハフガン ⇒シメラダ23-24⇒シメラダリバ24-14-13-12⇒2-パスリバ⇒3-シメソニリバ パスリバ24-45⇒シメハフガン45-24 3-スリソニ ⇒2-パス⇒チャジリバ リバ12-23⇒3-シメパスリバ⇒4-シメパスリバ⇒4-バクアラ⇒5,5-シメバクリバ ⇒4,3-フルーエントソニック⇒3-パスリバ⇒4-ソニリバ シメパス35-23⇒3-シメパスリバ⇒3-デビスピ⇒1222スプ3.5
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/7452.html
【登録タグ P VOCALOID meola ゆよゆっぺ 巡音ルカ 曲 殿堂入り】 作詞:ゆよゆっぺ 作曲:ゆよゆっぺ 編曲:ゆよゆっぺ 唄:巡音ルカ 曲紹介 自分は本当に自分? 「Psychopath(サイコパス)」とは「精神病質者」の意。 イラストは meola氏が手掛ける。 歌詞 解いた他人とは違う理想 結んだ崩れ去った未来図を それでいいのならば 僕は消えようかな 夕闇に響く 音の中に見つけた狂気が 僕のそばで優しく囁くんだ 君だけは違うんだと 根拠のない不確かな 肯定を I want to be Heterodoxy. I want to be Normal person. It must be terrible and be painful. Therefore,I might be a psychopath. はき違えたみたい 諦めがついたよ 音の中に見つけた狂気が 僕のそばで優しく囁くんだ 君だけは違うんだと 根拠のない不確かな 肯定を 僕はいつから ここに居るんだろう ここに居たんだろう 僕の心は他人と違うんだろう コメント 作成乙!!この曲マジでかっけぇ!!!! -- 名無しさん (2009-11-29 20 54 14) かっくいい!! 凄く入り込んでしまって先程から何回再生している事か…ww良い曲だbb -- 夢見 (2009-11-29 22 30 16) 何この神曲 -- 名無しさん (2009-11-30 17 30 03) やばいほど好き 何回も聴いてるww -- 名無しさん (2009-12-01 18 35 57) ほんとに好き。 -- 名無しさん (2009-12-06 13 30 05) ルカで一番好きかも -- 名無しさん (2009-12-18 15 53 27) 僕はいつからこの曲を聴いているんだろう -- 蒼衣 (2009-12-19 12 49 34) ルカとは思えない可愛らしい歌声と、対照的な激しいスクリーモ…ゆっぺさん本人の生き写しみたいだ。マジでカッコイイ -- 名無しさん (2010-02-27 20 35 38) 格好いいよ〜 大好きだよ〜 ルカの曲で一番だww -- 名無しさん (2010-03-19 18 06 16) せつなカッコイイ。ゆよゆっぺさんのルカが一番好きです。 -- 名無しさん (2010-10-13 23 16 29) この耳に遺るブレスが、 -- 名無しさん (2011-05-27 20 50 37) 堪らんな 堪らんよ -- 名無しさん (2011-08-01 12 35 59) ルカ可愛いゆよゆっぺさんが作ったルカの歌は、凄く大好きです。LeiaとReonは、毎日聴いてます -- 名無し (2012-08-30 01 14 52) この曲好きwww -- 名無しさん (2012-09-14 15 58 08) 凄いかっこいい。中毒かも。 -- 名無しさん (2013-02-15 12 33 57) 曲名見て、ぷっつんした曲作ったのかと思ったが、たいしたことなかった -- 名無しさん (2013-08-14 02 00 48) 凄く心に染みる歌詞だ -- かいたん (2014-06-14 23 58 21) いつかみんなに処方箋があらわれますよーに -- 名無しさん (2015-12-22 01 07 00) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/ks_unyo/pages/72.html
平成25.10.26 ダイヤ 京成時刻表Vol.26-2準拠 平日B53運行(千葉直通4両) 列車番号 始発 終着 5B53 京成津田沼 05:31 ちはら台 06:00 6B52 ちはら台 06:04 京成津田沼 06:39 6B53 京成津田沼 06:48 千葉中央 07:05 7B52 千葉中央 07:17 京成津田沼 07:36 7B53 京成津田沼 07:45 ちはら台 08:19 8B52 ちはら台 08:23 京成津田沼 08:56 9B53 京成津田沼 09:18 ちはら台 09:47 9B52 ちはら台 09:53 京成津田沼 10:28 10B53 京成津田沼 10:35 ちはら台 11:04 11B52 ちはら台 11:13 京成津田沼 11:48 11B53 京成津田沼 11:55 ちはら台 12:24 12B52 ちはら台 12:33 京成津田沼 13:08 13B53 京成津田沼 13:15 ちはら台 13:44 13B52 ちはら台 13:53 京成津田沼 14:28 14B53 京成津田沼 14:35 ちはら台 15:04 15B52 ちはら台 15:13 京成津田沼 15:48 15B53 京成津田沼 15:55 ちはら台 16:24 16B52 ちはら台 16:31 京成津田沼 17:07 17B53 京成津田沼 17:47 ちはら台 18:16 18B52 ちはら台 18:22 京成津田沼 18:55 19B53a 京成津田沼 19:04 千葉中央 19:21 19B52 千葉中央 19:29 京成津田沼 19:47 19B53b 京成津田沼 19:55 ちはら台 20:24 20B52 ちはら台 20:35 京成津田沼 21:08 22B53 京成津田沼 22:55 千葉中央 23:12 23B52 千葉中央 23:21 京成津田沼 23:39 23B53 京成津田沼 23:48 千葉中央 24:05 24B52 千葉中央 24:10 京成津田沼 24:28
https://w.atwiki.jp/dreamself/pages/177.html
235 名前: 名前が無い程度の能力 投稿日: 2006/02/27(月) 16 13 07 [ KUuJ3jwI ] てゐ?を肩車しながらうどんげ?と歩いていた程度。 なぜか労われる。何か一仕事していたのだろう。アテはない。 うどんげを鈴仙と呼んでみたら耳おっ立てて赤面してた。可愛いかった。 てゐが私の髪をわしわしいじるのはいただけなかった。 そしてひどい寝癖がついていた。 のんびり
https://w.atwiki.jp/higemouse/pages/27.html
ヘッドホンアンプ実験 カメラとは無関係の番外編企画です。 少し前からヘッドホンアンプ、それもポータブルなものが流行っています。従来からあるアナログの市販品、安価・小型・高性能と3拍子そろっていて最近急速に市場が拡大してきたデジタルヘッドホンアンプ、そして自作品がありますね。 ヘッドホンアンプはその名の通りヘッドホンを駆動するためのアンプですが私はいわゆるオーディオは持っていませんし、使っている音楽プレイヤーは携帯音楽プレイヤーとしては史上最強クラスのヘッドホン出力を持つCOWON D2で、しかもそこに普通のイヤホンをつなげているだけですから本来ヘッドホンアンプは必要ないわけですが、まあ実用に使えるものを作るのは大好きですから作ってみよう、と思ったわけです。なにやら「音質が向上する」らしいですし(*1)・・・ 最近特に流行っているのがオペアンプ1個だけを使ってヘッドホンを直接駆動するタイプのシンプルな設計の回路で最初に設計して公開した人のハンドルネームからChuMoy式アンプと呼ばれていますが、これは出力電流があまり取れないオペアンプを半ば無理して使う設計で、使えるオペアンプも限られるということなので、オペアンプの後ろにダイオードとトランジスタ4つずつを使用したプッシュプルエミッタフォロアをつけた回路とすることにしました。 もっと発展してダイヤモンドバッファとするとトランジスタを8個使うことになりコンパクトに作りにくいですし、電圧を上げるために電池の数を増やす必要が出てくるので4石で済むプッシュプルとします。 ヘッドホンアンプ概要 入力信号をオペアンプで増幅しトランジスタによるプッシュプル回路をバッファとして出力します。 電源はスイッチの切り替えで9V積層電池かスイッチングACアダプターに切り替えられるようにし、電源ノイズはフェライトクリップ、DCラインフィルタと3端子レギュレータで均すものとします。レギュレータの端子間にはパスコンとして積層セラミックコンデンサ10uFを入れます。 DCラインフィルタはごく小型の表面実装タイプのもので、まあ気休めです。レギュレータは交換可能(*2)とします。 正負両電源を作るために4.7kの抵抗による分圧回路を作り並列にコンデンサ(*3)を入れます。470uFのものはソケットで交換可能とします(*4) オペアンプとトランジスタはソケットで交換可能とします。オペアンプはDIPパッケージの2回路用ソケットですので別途1回路品を使うためのアダプタとSOICパッケージ2回路品を使うためのアダプタを製作します。これは半田付けせずにSOICパッケージのオペアンプが使用できるように作っています。 ただし、国産のワイドSOICのもの、旧型SOパッケージのものなどは使えませんから市販の変換基板を使います。 オペアンプの両電源とグランドをバイパスコンデンサ(セラミック(*5)、0.1uF)でつなぎます。 ダイオードはフェアチャイルド製の定番品・1N4148、抵抗器は全てKOAの金属皮膜抵抗器で普及品です。 ゲインは20kオームのポットで調整できるようにし、出力抵抗は10オームと78オームをスイッチ切り替えで選べるものとします(*6)。 発振防止のため帰還抵抗と並列に100pFのコンデンサを、また出力端子の直前にZOBEL回路(*7)を入れます。 出力にカップリングコンデンサとしてニチコンMUSE-ESバイポーラ25V33uFを入れます。このコンデンサにより出力オフセット電圧はカットされることになります。本当は直結のほうがいいのでしょうが、PCオーディオの出力そのものにオフセットが混じっているためやむなく入れることにしました。アンプにオフセットがなくとも、入力信号自体にオフセットが混じっているのではどうしようもありません。 これもソケットにより交換可能ですが、オフセットの方向がオペアンプにより異なるためバイポーラ(両極性)のものしか使えません。33uFは小さめの容量ですが、サイズ的に高容量のものが入りません。25Vの耐圧はまったく必要ないので、耐圧の低い小型のものがあればいいのですが、手に入りませんでした。(*8) コンデンサソケットを銅線でつなげばDC(直結)となります。 LTSpiceによる回路図は以下の通りです。左側の電源部以外は片チャンネル分のみ記載しています。 図中のL1はヘッドホンでSW1は電源スイッチ、SW2は出力抵抗の切り替えスイッチです。抵抗の数などちょっと無駄のある仕掛けですが、これは当初は無くて後から追加したためです。本当はもう一つ電池とACアダプタ電源の切り替えスイッチがありますが省略しました。またレギュレータのSpiceモデルが無いので省略して単に10Vを供給するということにしています。 OPAMPにLT1360、トランジスタに2SD571/2SB605が入っているのは例です。 都合によりカップリングコンデンサは描かれていません(もちろん出力に直列に入れるだけです)。バイパスコンデンサも省略しています。 ケースはタカチのYM-115、アルミ製で高さが2cmと薄型のものです。このため部品配置はなかなか大変です。電解コンデンサなどは寝かせて取り付けなければ蓋が閉まりません。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (Amp.jpg) ごちゃごちゃと汚い配線で、何より電源のコンデンサがICから離れた場所にあるのが片手落ちの配置ですが、作ってしまったものは仕方ありません。 オペアンプ交換の意義 さてこのようなものを作った人が必ずやるのがオペアンプの交換と聞き比べです。デジタル回路メインだった私にはそもそもICを交換しても回路が成立するということが、頭では理解できてもなんとなく不思議な感じです。ICは単なる部品ではありません。中に回路が入っています。ICを使うということは、自分の回路と他人が設計した回路を接続するということですからね。 また、アンプの仕事は信号増幅ですし、楽器やイコライザ装置ではありませんのでそんなに音が変わるとは思っていませんでした。 まあ何はともあれアンプも完成したことだしやってみるのが一番早いということで早速オペアンプを多数用意して交換してみることにしました。トランジスタのほうは、とりあえず色々用意した中でも良いと感じたNECの2SC1010/2SA578を差しています。一番最初に取り付けているオペアンプはテキサスインスツルメンツ製のNE5532Pです(*9)。オーディオ用としては定番のもので、評判も高いです。 さて実際にこのアンプをCOWON D2とイヤホンの間に入れて聞いてみると、静かなところではなんとなく同じ音量なのによく聞こえるかな?と言う感じですが、騒音環境(電車の中など)ではハッキリ、音がよく聞こえるように感じられました。効果はあるようです。 SoundBlaster Audigy4(*10)を搭載したPCに接続し再生してみると、音のヌケが良く感じられるようです。 さて皆さんがやっていることですから有名なオペアンプを評価しても意味がありません。皆が口をそろえて「究極」と呼ぶバーブラウンのOPA627・OPA211や、その対抗品のアナログデバイセズのAD8620、ADA4627-1はすでに多数の人が評価していますし、なにより価格が非常に高いのでパスします。また、バーブラウンのOPA827、OPA2107、リニアテクノロジーのLT1028やLT1115、新日本無線のMUSES2桁シリーズも高価なのでパスします。 というわけで、メジャーなものは安価で入手がしやすいもの限定とし、それ以外に他の人がレビューしていないものを多く取り上げています。 評価は、音質は好みの問題なので好き嫌い的なレベルでの話とします。同じ音でも耳が各人で違いますのでどう聞こえたかの話はあまり当てにしないでください。オーディオ機器は、好き嫌いが全てです。良い・悪いではありません。どれかをお勧めするなどもしませんのであくまで記事としてご覧いただければと思います。 電源はACアダプタから10Vレギュレータ(東芝 TA78L010AP)で±5Vとしたものにします。出力抵抗は78オーム側固定です。 イヤホンには、オーディオテクニカの「ATH-CM700Ti」「ATH-CM7Ti」「ATH-CK5」の3種を使いましたが、ATH-CM7TiとATH-CK5はそれ自体の個性が強く、アンプにどんな部品を使ってもヘッドホンの個性に引っ張っていってしまう傾向があるので、評価の大部分はATH-CM700Tiによって行いました。 名目上は、安定して回路が動作するかがメインの実験です。 メーカー別オペアンプ動作実験リスト 表について +クリックで表示 タイプ オペアンプの内部回路の構造です。・Bipolar 純バイポーラ・CMOS 純MOSFET・BiFET 入力部のみJFETで他はバイポーラ・BiCMOS 入力部のみMOSFETで他はバイポーラバイポーラオペアンプでも、定電流回路などにJFETを使っていることがありますが、ここれはBiFETとは呼びません。MOSFET回路では、正確にはNMOSとPMOSの両方を使っていなければCMOSとは言えませんが便宜上MOSFETを使っていればCMOS・BiCMOSとしておきます。 電源電圧 最低動作電圧と最高動作電圧です。両電源用のオペアンプでは±で、単電源用のオペアンプでは±(両電源)と+(単電源)で記載しています。 GBW GB積です。オーディオを扱うにはある程度のGB積が必要ですが、あまり高すぎると発振の原因になります。GBが高いほど負帰還をかけた時に帰還量が増えるため歪率が低下することになりますが、オーディオアンプでは普通はGB積よりも裸利得のほうが重要です。 SR スルーレートです。電圧変化をどれだけ速く行えるかという速度性能ですが、低周波の小信号しか扱いませんからあまり重要な数字ではありません(使えないほど遅いものは載せていません)。 回路数 1つのICに入っているオペアンプ回路の数です。ステレオ信号には2回路必要なので1回路品は2つ使う必要があります。 パッケージ ここで使ったICのパッケージ(外形)です。・PDIP Plastic-DIP・CDIP Cer-DIP・SOIC 3.8mm幅SOIC・SOIC-WIDE 5mm幅SOIC・SO それ以外のSOIC・TO99 メタルカン 詳細ページの表について +クリックで表示 タイプ 上記「タイプ」に同じ 電源電圧 上記「電源電圧」に同じ GBW 上記「GBW」に同じ スルーレート 上記「SR」に同じ 消費電流 読んで字の如くです。2回路のものは総消費電流で、1回路のものは1回路分の消費電流の後ろにx2と記載しています。 出力電流 最大出力電流です。ただしこれが高いからドライブ能力が高いとは限りません。 オーディオ向け データシートなどにオーディオ向けなどの記載がある場合は○がついています。 ボルテージフォロア ボルテージフォロアで安定動作するかを記載しています。×はボルテージフォロアでは発振する可能性が高いもので、△はダイオード保護のために大振幅入力が出来ない、出力が小さくボルテージフォロアに適さないなど。 Vn 雑音電圧の大きさです。あまり直感的な数字ではありませんが5532やTL072などメジャーなオペアンプと比べることで参考にはなると思います。単位は省略してnVとしていますが実際にはnVルートHzです。基本的には1kHzでのデータを記載し、データシートに一切記載が無いオペアンプは不明として省略、グラフの載っている品種では10Hzでの雑音と雑音が増大しだす1/fコーナーの周波数を併記しています。 オリジナルベンダー そのオペアンプを開発した会社です。 現行品/廃止品 その品種が現在も生産されているかどうかということで、現行品は製造中、廃止品は完全に廃止されたもの、グレード廃止品は特定グレードのみ廃止されたもの、保守品種は保守期間が過ぎた後廃止予定のものです。 (リストに純JFETのOPAMPは無いとの指摘があり、訂正しました。) ・テキサスインスツルメンツ/バーブラウン 型番 タイプ GB積 SR 回路数 パッケージ SA5532AP Bipolar 10MHz 9V/us 2回路 PDIP TL4581P Bipolar 10MHz 9V/us 2回路 PDIP TL5580AIP Bipolar 15MHz 5V/us 2回路 PDIP TL972IDR Bipolar 12MHz 5V/us 2回路 SOIC TL072CP BiFET 3MHz 13V/us 2回路 PDIP TLE2082CP BiFET 10MHz 45V/us 2回路 PDIP TLC072AIP BiCMOS 10MHz 16V/us 2回路 PDIP OPA2134PA BiFET 8MHz 20V/us 2回路 PDIP OPA2604AP BiFET 20MHz 25V/us 2回路 PDIP OPA2228PA Bipolar 33MHz 10V/us 2回路 PDIP OPA37GP Bipolar 63MHz 11.9V/us 1回路 PDIP ・アナログデバイセズ/プレシジョン・モノリシックス 型番 タイプ GB積 SR 回路数 パッケージ OP275GPZ BiFET 9MHz 22V/us 2回路 PDIP OP249GP BiFET 4.7MHz 22V/us 2回路 PDIP OP271GP Bipolar 5MHz 8.5V/us 2回路 PDIP OP01CJ Bipolar 2.5MHz 18V/us 1回路 TO99 OP37GPZ Bipolar 63MHz 17V/us 1回路 PDIP AD711JN BiFET 5MHz 20V/us 1回路 PDIP AD712BQ BiFET 5MHz 20V/us 2回路 CDIP AD817ARZ Bipolar 50MHz 350V/us 1回路 SOIC AD845JN BiFET 16MHz 100V/us 1回路 PDIP ADA4075-2ARZ Bipolar 6.5MHz 12V/us 2回路 SOIC ・ナショナルセミコンダクター 型番 タイプ GB積 SR 回路数 パッケージ LF356N BiFET 4MHz 13V/us 1回路 PDIP LF353N BiFET 4MHz 13V/us 2回路 PDIP LM833N Bipolar 15MHz 7V/us 2回路 PDIP LM4562NA Bipolar 55MHz 20V/us 2回路 PDIP LMC662CN CMOS 1.4MHz 1.1V/us 2回路 PDIP LMC6032IN CMOS 1.4MHz 1.1V/us 2回路 PDIP ・新日本無線(JRC) 型番 タイプ GB積 SR 回路数 パッケージ NJM4556AD/ADD Bipolar 8MHz 3V/us 2回路 PDIP NJM4560DX Bipolar 10MHz 4V/us 2回路 PDIP NJM4565M Bipolar 10MHz 4V/us 2回路 SOIC-WIDE NJM4580DD Bipolar 15MHz 5V/us 2回路 PDIP NJM2041D Bipolar 7MHz 3V/us 2回路 PDIP NJM2043DD Bipolar 14MHz 6V/us 2回路 PDIP NJM2068D Bipolar 27MHz 6V/us 2回路 PDIP NJM5532DD Bipolar 10MHz 8V/us 2回路 PDIP NJM2114DD Bipolar 13MHz 15V/us 2回路 PDIP NJM2100M Bipolar 12MHz 4V/us 2回路 SOIC-WIDE NJM2082D BiFET 5MHz 20V/us 2回路 PDIP NJM2746M Bipolar 10MHz 3.5V/us 2回路 SOIC-WIDE NJU7032D CMOS 1.5MHz 3.5V/us 2回路 PDIP MUSES8820D Bipolar 11MHz 5V/us 2回路 PDIP ・日本電気(NEC) 型番 タイプ GB積 SR 回路数 パッケージ μPC4570C-A Bipolar 15MHz 7V/us 2回路 PDIP μPC4572C-A Bipolar 16MHz 6V/us 2回路 PDIP μPC812C-A BiFET 4MHz 15V/us 2回路 PDIP μPC4556C Bipolar 20MHz 5V/us 2回路 PDIP μPC816C Bipolar 25MHz 7.6V/us 1回路 PDIP ・オン セミコンダクター/モトローラ 型番 タイプ GB積 SR 回路数 パッケージ MC33078PG Bipolar 16MHz 7V/us 2回路 PDIP MC33272AP Bipolar 24MHz 10V/us 2回路 PDIP ・リニアテクノロジー 型番 タイプ GB積 SR 回路数 パッケージ LT1169CN8 BiFET 5.3MHz 4.2V/us 2回路 PDIP LT1360CN8 Bipolar 50MHz 800V/us 1回路 PDIP LT1022CN8 BiFET 8.5MHz 24V/us 1回路 PDIP OP-16GH BiFET 7.2MHz 17V/us 1回路 TO99 ・シャープ 型番 タイプ GB積 SR 回路数 パッケージ IR94559 Bipolar 6MHz 2V/us 2回路 PDIP ・ルネサステクノロジ/三菱電機/日立製作所 型番 タイプ GB積 SR 回路数 パッケージ M5216FP Bipolar 10MHz 3V/us 2回路 SO M5218P Bipolar 7MHz 2.2V/us 2回路 PDIP M5219FP Bipolar 24MHz 6.5V/us 2回路 SO M5238AFP BiFET 6MHz 20V/us 2回路 SO ・STマイクロエレクトロニクス 型番 タイプ GB積 SR 回路数 パッケージ TS462CDT Bipolar 12MHz 4V/us 2回路 SOIC TS522IDT Bipolar 15MHz 7V/us 2回路 SOIC TS972IDT Bipolar 12MHz 4V/us 2回路 SOIC TSH22IN Bipolar 25MHz 15V/us 2回路 PDIP MC4558CD Bipolar 5.5MHz 2.2V/us 2回路 SOIC ・インターシル/ハリス/RCA 型番 タイプ GB積 SR 回路数 パッケージ CA3140E BiCMOS 4.5MHz 9V/us 1回路 PDIP ・ローム 型番 タイプ GB積 SR 回路数 パッケージ BA4580RF Bipolar 15MHz 5V/us 2回路 SO BA15218 Bipolar 10MHz 3V/us 2回路 PDIP BA15532 Bipolar 20MHz 8V/us 2回路 PDIP ・ソニー 型番 タイプ GB積 SR 回路数 パッケージ CX20197 Bipolar 40MHz 20V/us 2回路 PDIP ・レイセオン 型番 タイプ GB積 SR 回路数 パッケージ RC4556AM Bipolar 8MHz 3V/us 2回路 SOIC-WIDE ・アナログシステムズ 型番 タイプ GB積 SR 回路数 パッケージ MA-333CP BiFET 4MHz 15V/us 1回路 PDIP プッシュプル用トランジスタ トランジスタも色々換えてみました。全てバイポーラです。エンハンスメントMOSFETでもいけるでしょうが手に入らなかったのでパスです。交換したときの音の変化は非常に小さい気がします。 メーカー 型番 東芝 2SC1815/2SA1015 東芝 2SC2458/2SA1048 東芝 2SC1959/2SA562TM 東芝 2SC2120/2SA950 東芝 2SC734/2SA561 日立/ルネサス 2SC1213A/2SA673A NEC 2SC1845/2SA992 NEC 2SC1010/2SA578 NEC 2SD571/2SB605 ローム 2SC2021/2SA937 フェアチャイルド BC550/BC557 これらトランジスタのうち、海外製のBC550/557以外はすべてディスコンのようです。日本のトランジスタが電子工作で気軽に使える日も終わりつつあります。残念なことです。 (2011年現在 リード型小信号トランジスタを積極的に生産しているメーカーは松下とロームだけになってしまった) 総論 個人的なお気に入りは、OP37、OP01、ADA4075-2、μPC4572、M5219あたりです。が、どれも個性はあるものの悪くありません。 オペアンプやトランジスタ交換の差は、ヘッドホンや再生する曲そのものの違いに比べれば小さな差です。手っ取り早く音質を上げるには、まずヘッドホンを換えるのが先だと思います。 また、どのオペアンプがどんな音、という話に意味があるのか、自分で書いていても疑問に思ってしまいます。今回オペアンプの後ろのトランジスタを換えて、ほとんどのオペアンプでは音の変化が小さかった、と書きましたが、今回のトランジスタ回路は4石プッシュプルというシンプルなものなので、あまり変化の度合いが大きくなかったのかもしれません。エミッタフォロアは電流を流して出力インピーダンスを下げるのが仕事で、電圧増幅はしませんから、音質への影響が少ないのは当然ともいえるのかもしれません。それでも、NJM4580等は明らかな変化がありました。それを考えると、外付け回路によって音は大きく変化することになります。この時点でどのオペアンプがどのような音を鳴らすという話は意味をなさなくなります。 Chu-Moy式のようなオペアンプ単独動作のものは、一応オペアンプによってのみ音が増幅されますから、その意味ではオペアンプの音が聴けると言えるのかもしれませんが、Chu-Moy式の回路はメーカーが想定していないオペアンプの使い方ですから、その音がそのオペアンプの設計期待値どおりの性能を出していることにはなりません。 コラム CHUMOYアンプは「オペアンプの音」を聴けるか? +クリックで表示 CHUMOY回路は増幅素子としてオペアンプ1個のみを使用する回路です。そのためこの回路の出力音声は「オペアンプの音」そのものであるとも言われます。しかし、私はそうは思いません。 通常のオペアンプは基本的には電圧増幅ICです。電力増幅素子はパワーオペアンプやオーディオパワーアンプICと呼ばれて区別されます。CHUMOY回路は通常のオペアンプをパワーアンプのように使う回路です。つまりヘッドホンをオペアンプの出力段でドライブします。このため、この回路ではオペアンプの出力段の性能が回路の性能の大部分を担うことになってしまいます。 CHUMOY回路でよく使われるオペアンプでOPA2134、NJM2114、NE5532、NJM4580などが挙げられますがNJM4580はあまり評判が良くありませんね。これも出力段のパワーに起因するものと思われます。いずれのオペアンプも低歪を売り物とするオーディオ専用の品種ですが歪率は負荷が重ければ悪化します。データシートに記載されている歪率の数字は、当たり前ですが負荷が軽いときのものです。 オペアンプの出力段の性能の目安として最大出力電流があります。この数字が大きければそれだけ電流を流せますから大きな負荷を駆動できることになります。 しかしオーディオの場合、必ずしもこの数字が高い品種がドライブ能力が高いとは言えないという落とし穴があります。それはこの出力電流の値が歪率の悪化を無視した値だからです。 先ほどの4種のオペアンプの出力電流を見ると、OPA2134=35mA、NE5532=38mA、NJM2114=28mA、NJM4580=50mAとなっています。出力電流は明らかにNJM4580が大きいです。しかしこの4種の中でNJM4580のみ600Ω負荷駆動可能となっていません。それは実際に何十mAも流すとオーディオ用途として使えないほど歪率が悪化するからです。逆に出力電流が35mAのOPA2134は600Ω負荷でも十分なドライブ性能を保証しています。NE5532、NJM2114も同様600Ω駆動可能です。 ちなみに、高出力電流オペアンプとして著名なNJM4556A(最大出力電流73mA)は、同じ4558ファミリーでも圧倒的に駆動力が優れており、データシートにはTHD+NOISEの200Ω負荷時のグラフが載っています。それによればゲイン30dbで200Ω負荷、出力電圧3Vrmsのとき(ピーク電流は約21mA)の20kHzのTHD+Nはおよそ0.02%です。OPA2134は600Ω負荷で20dbゲイン、出力電圧3Vrmsのとき(ピーク電流約7mA)の20kHzのTHD+Nがおよそ0.03%です。OPA2134のほうがゲインも低く負荷も軽いのにNJM4556Aに歪率で負けてしまっています。それはNJM4556Aの出力段が非常に強力だからです。 CHUMOYではこのようなことが起きてしまいますので、必ずしもOPAMPの音が聴ける回路とは言えないと考えています。 コラム 高級オペアンプとは? +クリックで表示 実のところ高級オペアンプと言う用語はなく、単に高級オペアンプというと高価なオペアンプといった程度の意味しかありません。 一般的には高精度なもの、特別に高速なもの、そして高信頼性のものが高級品に該当するようです。ただし「高級オペアンプ」をオーディオに使うと良い音がするなどということは無く、いくら高級品でもオーディオ用に必要な性能が全く不足している場合もあります。 たとえば特殊な計測器用の超高精度アンプは、GBWやスルーレートが非常に低いものも多く、たとえばOPA277や2277はGBW1MHz、SR0.8V/μsですから4558より低速です(オーディオ用には何とか使えますが、適した品種とは言えないでしょう)。AD708だとGBW900kHz、SR300mV/μsでオーディオ用としては明らかにスペック不足です。これらの品種はOP07等と同じ系統で、歪み計や業務用温度計などスピードは要求されないが、いかなる環境においてもきわめて高い精度を要求される用途のために作られているので、オーディオに向かないのは当然のことです。 また、「高級オペアンプ」と「高級オーディオ用オペアンプ」は別物です。「高級オーディオ用オペアンプ」は安価な場合もあり、たとえばTL972やADA4075-2などがこれに該当します。半導体メーカーとしては同等性能ならなるべく低価格になるように製品を設計しますから、価格はオーディオ性能とは全く関係ないと言ってよいと思います。 ポップス、モダンロックなどのCDは、ヘッドホンやアンプを含む再生装置が良ければ良いほど、録音状態の悪さが目立つようです。ポップスCDは録音レベルがやたらに大きくなっていて、音量の大きい部分では波形がクリップしてしまっています。波形編集ソフトで見てみるとひどいものです。 昔の常識的な録音レベルで録音された音源(U2「WAR」より「Sunday Bloody Sunday」) 最近の大きすぎる録音レベルで録音された音源(U2「How To Dismantle An Atomic Bomb」より「Vertigo」) 「WAR」は1983年にアナログ音源でリリースされたもので、「How To~」は2004年にリリースされたものですが、「How To~」は録音レベルが高すぎることが一目瞭然です。何ら私が加工したものではなくて、元からこのような状態の音がCDに焼きこまれて販売されているわけです。これはレコーディング技術者が無知なのではなくレコード会社の販売戦略だそうです。 ともかくこのような録音品質の悪さは、再生装置をよくすることではカバーできません。ユーザーの力では対処できないといえます。 ですが、解像度はヘッドホンアンプを使うと確実に改善されますし、何より小さくても自分で作った音響機器を使って音楽が聴けるということは、それだけでも感動ものです。 また面白い部品を見つけたら追加しようかと思っています。 戻る -